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産後無職、復職で転職、そして事務経理職

【知らないと後悔】産休・育休手当がもらえない雇用形態の落とし穴

 


こんにちは!

育児・仕事・投資をがんばるワーママ、Milcomです!

 


今回は、私が出産後にぶつかった壁――

 

【産休・育休についての雇用形態の落とし穴】についてです。

 

皆さんは妊娠といえばこんな風に考えませんか?

 

妊娠して臨月になる頃に産休を取り、手当をもらいつつ出産。

育休手当で赤ちゃんと生活をする…

 

 

少なくともわたしは、そんな生活を想像していました。

 

本業の仕事を休んでも、

産休手当、育休手当があるので収入は心配ない。

 

そう思いつつ、日々成長するお腹の赤ちゃんを

主人と愛でながら過ごしていました。

 

ですが、そんなわたしは後々痛い目を見ることに。

 

この記事を読むと

✅働き方による産休・育休手当の有無の違い

✅産休手当や育休手当の支給条件

✅手当を貰うために妊娠前に出来ること

 

がわかります( ー`дー´)キリッ

ぜひ最後まで読んでください!

 

失敗体験 - Milcomの実話‐

 

初めての妊娠ながらも、

幸いつわりによる体調不良はほとんどなく、

お腹が大きくなっても現場の仕事で働いていました。

 

お客様に「元気な赤ちゃん産んで帰ってきてね」

と温かいお言葉をいただいていましたが

それまで働いていたのは温浴施設のリラクゼーションのお店。

 

お腹が張ってくると施術に影響が出始めたこともあり、

妊娠28週から現場仕事は休みを取りました。

 

結果的に緊急で帝王切開となってしまいましたが

無事に息子を出産する事ができ、赤ちゃんとの生活を開始。

しばらくは主婦として過ごしていました。

 

「産休に入ったし、手当の申請をしよう!」

そう思って、

「産休手当 申請方法」で調べてみました。

 

すると思わぬ事実が…

【産休手当や育休手当が受け取れない】

調べてみても、

自分で申請をする方法が出てきません。

※出てきても複雑・・・

 

それもそのはず。

産休や育休手当の申請は

原則として会社がするものだからです。

 

わたしの場合

それが思わぬ落とし穴になったのが、

退職する直前の雇用形態。

 

会社員であれば、産休→育休に入る際に

会社が申請をして、それぞれ手当がもらえるので、

その収入で生活ができますよね(^^)

 


しかし、当時の私の雇用形態は業務委託

いわば個人事業主と同じです。

 


「え?だからなんなの?」と思ったあなた。

実は、業務委託の人の場合、

産休手当や育休手当を申請することができないんです。

 

この事実に、わたしは衝撃を受け

一気に先の生活が不安になってしまいました。

 

 

ここで、

産休手当や育休手当を貰うことが出来る条件を

確認したいと思います。

 

手当がもらえる条件 

産休・育休手当がもらえる条件まとめ

*産休手当(出産手当金)📝

もらえる人の条件

  • 勤務先の健康保険に加入している(被保険者であること)
  • 妊娠4ヵ月以降の出産であること
  • 出産のために休業していること 

つまり...

  • 会社員、パート、アルバイトでも
    健康保険に入っていればOK!
  • 業務委託、フリーランス、自営業の人は×
    ⇛健康保険に入っていないため
  • 夫の扶養に入っている専業主婦も×

*育休手当(育児休業給付金)💰

もらえる人の条件

  • 雇用保険の被保険者であること
  • 育休開始前の2年間で、
    11日以上出勤している日が合計で12ヶ月以上あること
  • 子どもが1歳6か月になるまで引き続き雇用が見込まれていること

つまり...

  • 会社員、パート、アルバイトでも雇用保険に入っていて
    ちゃんと働いていればOK!

どのくらいもらえるの?💸

*産休手当

  • 標準報酬日額に3分の2をかけた金額
  • 産前42日+産後56日分=最大98日分

*育休手当

  • 育休開始から180日目までは育休開始前の賃金の67%、
    181日目以降は50%
  • 子どもが原則として1歳になるまで(延長可能)

 

ちなみに

派遣社員の場合は?

結論:派遣社員でも産休・育休手当はもらえます!✨

*産休手当

派遣社員も、条件が合えば正社員と同じように

産前産後休暇(産休)や育児休業(育休)の取得が可能です 

条件

  • 派遣会社の健康保険に加入していること
  • 妊娠4ヵ月以降の出産であること

*育休手当

条件

  • 派遣会社の雇用保険に加入していること
  • 育休開始前の2年間で、
    11日以上出勤している日が合計で12ヶ月以上あること
  • ここが派遣特有のポイント!
    派遣契約が満了しないことが"明らかであること"
    ⇛契約期間の満了が近かったとしても、
    派遣会社から「契約の満了後に更新することはない」と
    はっきり伝えられない限り、条件をクリアできる

注意ポイント⚠️

  1. 契約更新があることが前提
    • 3ヶ月更新などの短期契約でも、更新の見込みがあればOK
    • 派遣会社から「更新しない」と明言されない限り取得可能
  2. 手続きは派遣会社を通して
    • 妊娠がわかったら、まずは派遣会社に報告を入れましょう。
      派遣会社の担当者から職場に話を通してくれるので、
      自己申告は派遣会社のみで問題ありません。




☑妊娠前にやっておくべきこと

①自分の雇用形態の確認☑
⇛今は正社員?パート?派遣?

雇用保険に入っているか☑

⇛給与明細で”雇用保険”で天引きがされていればOK!

 

基本的には会社に雇われていて、ちゃんと働いていれば大丈夫!

 

*すでに妊娠している場合の対策 - 今からできることはある?

*妊娠してるけど、雇用保険に入っているかわからない・・・

⇛総務や人事の人に確認しましょう!



【まとめ

妊娠した場合、わたしと同じように

『産休手当・育休手当を取れるのが当たり前』と

思っている人が多いかと思います。

 

しかし、妊娠する予定がある方は

まずは自分の働き方を確認することで、

わたしと同じ失敗はしなくて済みます⚠

 

産休や育休手当をもらうなら会社務めであることが大前提。

 

自営業や業務委託の場合は別の制度があり、

わたしはその制度を使っていましたので、

それはまた後日更新したいと思います。

 


お読みいただきありがとうございました🌱

 

「わたしもこんな失敗しちゃった!」など、

他の失敗談があれば教えてください(^^)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

Milcomでした!